普段目にしたり聞いたりして興味を持った雑学を集めてみました。新聞からお笑い、TVドラマ、ふと目にするものの由来までどうぞ。

プロフィール

stringfellow

Author:stringfellow


フツーに雑学に興味ある方

歓迎します。荒らし、同人

客観的にモノ見れない方、

オコチャマ、アダルト等

マナー守らない方

お引取り下さいませ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- --:-- 】

スポンサー広告  |

朝日裁判と生活保護

asahisaiban

ジムに来ているオバチャンで『お風呂代わり』に 使っている人が沢山いる
『子供も巣立ったし、ダンナも死んだから自分だけのために
お風呂を沸かすのは勿体無い』というのだ。

憲法25条に、このような条文がある
すべての国民は、健康で文化的な最低限度の
生活を営む権利を有する
国は全ての生活部面について、社会福祉、社会保障および
公衆衛生の向上増進に努めなくてはならない
いわゆる国民の生活保護についてだ

生活保護の老齢加算年金廃止に反対するお年寄りたちが
この憲法25条に違反だとして、起こした裁判では
多くの高齢者が原告として面に出るのをためらう
たった月額1.8万円の加算を全廃するなんて
削減の、根拠には生活保護を受けていない低所得者の
保護があげられるが、これでは
生活の苦しい人が足を引っ張り合う、高所得者は
それを対岸の火事として何知らぬ顔として見る
とんでもない世の中になる

老齢年金の裁判を担当する新井弁護士はそう言及する
彼は50年前、生活保護の意味を説いた『朝日裁判』
の弁護人だった。

朝日裁判(写真)は、'57年、国立療養所で生活保護を
受けていた岡山県の重症結核患者の朝日茂さんが、
『国からの給付では健康で文化的な最低生活』を営めないと
行政訴訟を起こした。その『給付内容』は今から考えても
『極悪終身刑』相手でもここまでしないという凄ざましいものだった
パンツ1年に1枚、チリ紙は月に1束、という月額600円の給付
これは当時の生活保護額の半額で、しかも
重い長期入院患者を精神的に支える修養費(本代など)や
娯楽費が一銭も認められていなかったそうです
東京地裁では全面勝訴し、生存権を巡る憲法学説に
大きな影響を与えたものの二審で逆転敗訴
朝日さんは上告後の'64年に死亡、養子夫妻が引き継ぎ
_'67年、最高裁は訴訟を認めず、10年に及んだ裁判は
『人間裁判』とも呼ばれ『生活保護』の見直しにつながった
朝日さんの死後、生活保護は600円から1000円になり、後に
時代の流れにより増額していくわけなのだけど
『朝日さんの時には、多くの人が関わりあった、生存権は
20世紀の人権だ、そんな感銘があったのに』

朝日裁判で、彼の勝訴に命を掲げた人たちは嘆く
経済大国に成長した日本が置き去りにしたものは、25条を
置き去りにし『心の下流社会』を作っていないだろうか
その憲法25条はどのようにしてもりこまれたのだろうか

実はGHQ(連合国総司令部)の作った日本国憲法の草案には
この条文はなかった。
おそらく、衆院で社会党の森戸辰男議員らの要求により
付け加えられたのだろう。
森戸は高野岩三郎、鈴木安蔵といった知識人と憲法研究会を
作っており'45年に憲法草案を発表、其の中に
『国民は健康にして文化的水準の生活を営む権利を有す』
という一文がある。
これが修正されて日本国憲法に盛り込まれたのではないか
といわれている
この草案が盛り込まれた頃は
『国家には生活保障の義務がある、これは世界の最も新しい
民主主義の理念に立つことだ』
という理想があった。'57年の『朝日裁判』を機に25条が
単なる『目標』でなくなると、'73年には老人医療費が無料になる
一時期は電車に女性専用車両も導入された。
しかしオイルショックが流れをかえてしまう
『戦後最大の総決算』を掲げて行政改革を進めた中曽根元首相は
『生活保護は維持するけれど、基本は国民の相互扶助』
と老人医療無料を廃止、彼の考えが今の内閣のベースとなり
さらに『痛み』を増やした小泉内閣の政策は
『最低限のものは保持して国民を安定させよう』とした中曽根元首相の
政策と、'50年代の理想を崩し、温情と救済に無頓着なものになった
心が荒んでいく日本人でないためにも、第二の『朝日裁判』を
起こさないためにも、温情と救済に無頓着な生活保護は
かえるべきだと思う。
スポンサーサイト

テーマ:生活保護 - ジャンル:政治・経済

【 2007/05/05 19:00 】

Society  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。