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カフカの中の女性像


『彼女なしでは生きられないが、
彼女と共にいきられない』

・・・全く何つーワガママな男性の言葉だろうと
作家を天職と信じながら結核にむしばまれた
フランツ・カフカが一番愛した女性に送った言葉だそうな。
彼女の名前はフェリーツェ・バウワー
戦争前に生まれた女性にしては自立していて
男性にちょっとやそっとでなびくことのない女性だったという
カフカはフェリーツェと別れた後にも婚約者がいたのだけど
みんな1年程で破綻
結核で死ぬ一年前の恋人にいたってたは19歳年下
なのだから。
でも、カフカをそういう風にしてしまったのは、一代で貧乏な
肉屋の息子からボタンや糸の行商をして装身具の卸業に
成り上がった父親ヘルマンの威圧的な態度が影響している

実利を生まない小説の世界に無理解な父の権威に
反発しながら人並みの結婚願望がひとまず
鎮静剤になるはずだった
フェリーツェに最初にプロポーズしたのもカフカの方だった
『もはや僕のことなどご記憶にもないでしょうが・・・』
はにかみ混じりで書かれた手紙は5年間に500通あまり届いた
が、彼の『優柔不断』は結婚の妨げになってしまう
芸術家肌で、理想に生きる男性に、『割り切れ』
というのが間違ってるのかもしれないが・・・
結婚という現実は彼の執筆生活を妨げた
冒頭の台詞は、彼女を愛していないわけでない
結婚という現実を一人の小説家として受け入れられない
自分がいる
そういうことなのだ。
カフカは、隔離された地下室に住み、運ばれてきた食事を
食べるのが最良だとも書いていたという。
女性の登場人物を特定できないカフカの小説の中
『城』に出てくる、測量士Kにストーカーまがいに出てくる
女性フリーダは『過去の女性の総集編』なら
『判決』に出てくる、『主人公が立身出世の為に
故郷においてきて音信普通になった恋人』は
フェリーチェだろう。
現に、父親から自立したくても出来ない自分の姿を
主人公に、音信不通の恋人を彼女に重ねるように
冒頭に『Fに』と書かれている苦悩が伺える。

フェリーチェとは結核を理由に別れたが
彼女はその後、ベルリンの実業家と結婚
しかし、カフカと交わした手紙はずっと持っていたという
それは他の恋人たちも同じだった。

こんな男性、多いのではないだろうか。
最後の恋人が『思い出したら一番の恋人じゃなかった』
とため息をつかないような人生を男性諸君に
送って貰いたいです。
『ビフォア・サンセット』のジェシーは、9年間も
独身で待っていたセリーヌにこういわれる・・・

『結婚してるくせに少年の心で
パリに来るなんて最低』

あの映画のラストでジェシーがどうなるか
微妙だけれど。
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テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

【 2007/06/30 21:06 】

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